Windows2000のパーティション作成とフォーマットの方法。
項目番号:CMN0004
該当製品
:
該当OS : Windows2000
詳細:
フォーマットされていないハードディスクをWindows2000のパソコンに接続した場合のパーティションの作成とフォーマットの方法。
対処方法:
以下、Windows2000のディスクの管理の画面で一連の操作をいたしますが、この画面では一番目のハードディスクが「ディスク0」二番目が「ディスク1」三番目が「ディスク2」のように表示されます。
誤ったハードディスクをパーティション操作やフォーマットしてしまいますと、ハードディスク上のデータが消失する場合がございますので十分ご注意ください。
- 「マイコンピュータ」を右クリックして表示されたメニューから「管理」を選びます。
- 「コンピュータの管理」の画面が表示されますので、左側のリストの「ディスクの管理」をクリックします。
- 「ディスクの管理」をクリックすると、「ディスクのアップグレードと署名ウィザード」が表示されます。
(表示されない場合または、誤ってキャンセルをしてしまった場合、このページの下にある「補足」に進んでください。)
- 「署名するディスクの選択」の画面が表示されます。
(既存の内蔵ハードディスクが一台だけで、新規増設されたハードディスクが2番目のハードディスクとなる場合、通常は既存のハードディスクが「ディスク0」、新しいハードディスクが「ディスク1」になっているはずです。)
該当ハードディスクにチェックが入っていることを確認してください。入ってない場合はチェックを入れてください。
選択が終わったら「次へ」をクリックします。
- 「アップグレードするディスクの選択」の画面が表示されます。
「ダイナミックディスク」に変換するドライブを指定します。「ダイナミックディスク」についてはWindowsヘルプを参照してください。
通常は変換する必要はありません。
選択が終わったら「次へ」をクリックします。
- 「ディスクのアップグレードと署名ウイザードの完了」の画面が表示されたら、内容が正しいことを確認して「完了」ボタンをクリックします。
- ウイザードが終了すると、コンピュータの管理の画面に戻ります。
画面右下の欄で、新しいハードディスクは「未割り当て」として表示されています。ここを右クリックして表示されたメニューから「パーティションの作成」を選びます。
- 「パーティションの作成ウィザード」が開始されますので「次へ」ボタンをクリックします。
- 「パーティションの種類を選択」の画面で、パーティションの種類を選択します。
(通常は「プライマリパーティション」を選択します。)
選択が終わったら「次へ」をクリックします。
- 「パーティションのサイズの指定」の画面で、パーティションのサイズを指定します。
通常は最大容量を指定します。(初期画面は最大容量が表示されています)
選択が終わったら「次へ」をクリックします。
- 「ドライブ文字またはパスの割り当て」の画面で、ドライブ文字を指定します。
使用可能なドライブ文字が、表示されます。特に希望がなければそのままで結構です。
選択が終わったら「次へ」をクリックします。
- 「パーティションのフォーマット」の画面で、作成したパーティションをフォーマットするかどうかと、フォーマットする場合のファイルシステム(NTFSかFAT32)を選択します。
この領域をWindows2000やXPだけで使用するならば、NTFSを選択します。他のWindowsでも使用する場合は、FAT32を選択します。ただし、FAT32でフォーマットするためにはパーティションのサイズが32GB以下である必要があります。
通常はNTFSを選択します。
選択が終わったら「次へ」をクリックします。
- 「パーティションの作成ウィザードの完了」の画面が表示されますので、内容が正しいことを確認して、「完了」ボタンをクリックします。
領域が作成され、フォーマットも完了します。
補足
「ディスクのアップグレードと署名ウィザード」が表示され
たときに「キャンセル」ボタンをクリックしてしまったまたは、「ディスクのアップグレードと署名ウィザード」が表示されなかった場合。
- 「コンピュータの管理」の画面右下に認識されているハードディスクが表示されています。
この中に「不明」と表示されたものがないかをご確認ください。ある場合は下記補足の2番へ、ない場合は上記7番へ進みます。
- 「不明」と表示されている部分を右クリックしてメニューから「署名」を選びます。
- 署名するディスクを選択する画面が表示されますので、署名するディスクのチェック欄にチェックを入れ「OK」ボタンをクリックします。
- ディスクの管理の画面に戻り、新しいハードディスクの「不明」の表示がなくなったことを確認します。確認できたら上記7番へ進んでください。