電源1口だけで100台充電できる『イーチャージタップ®100 』新発売のお知らせ
電気設備投資や工事、認可が不要で一般電灯契約で多数のバッテリーを充電できる
2023/8/31
株式会社システムトークスと日本フォームサービス株式会社が共同開発した、電源1口だけで100台充電できる『イーチャージタップ®100 』が正式リリースされました。
本製品は、設定した電流値を超えないように各タップ口を開閉制御する電源タップで、主に多数の充電機器への使用が見込まれています。
これまでは多数のバッテリーを充電するためには大規模な電力設備と工事及び電力会社の認可が必要でしたが、本製品を使用すれば既存のコンセントで、既存の一般電灯契約のままで充電ステーションを開設できます。
電源コンセントは最大15Aですので、例えば充電電流が2.6A(AC100V)のバッテリーを一般的な電源タップで使用すると5台までしか同時充電できず(2.6Ax5=13A)、充電が完了したら次の5台を入れ替えて充電するという手間と時間がかかります。「イーチャージタップ100」ならば10台同時に、子機を接続すれば最大100台を同時に接続することが可能です。設定値を15Aとした場合、スタート時は5台の充電が開始され、充電が進行する6台目、7台目と順次充電が開始されていきます。
もしも一般的な電源タップに10台を同時に接続すると、ブレーカーが落ちますし、発熱発火の危険がありますが、「イーチャージタップ100」ならば同時に接続しても問題なく安全です。
入れ替える手間だけでなく、充電時間も短縮されます。例えば充電時間が3時間のバッテリーの場合は、1.5時間過ぎから徐々に充電電流が下がっていき、後半は特に少ない電流しか使用しません。一般的な電源タップの総使用電流も同様に下がっていき、後半は5台合わせて0.5Aしか使用しません。「イーチャージタップ100」ならば先行して充電開始した5台のバッテリーの充電電流が下がってくると6台目の充電が開始し、さらに先行した5台の充電電流が下がると7台目が開始されます。未使用電力の部分がなくなるため、一般的な電源タップで5台ずつ順番に充電するよりも圧倒的に早く充電が完了します。
またバッテリーが完全に空になっていることもまれで、充電残量がある程度残っていることがほとんどです。一般的な電源タップを輪番で使用する場合は残量の有無に関わらず空から充電する最長時間を待たなければなりませんが、「イーチャージタップ100」ならば待つことがなく次々充電していくので無駄がありません。
当社のシミュレーションでは、一定時間内に「イーチャージタップ100」は一般的な電源タップの3倍の充電台数となりました。
『イーチャージタップ®100 』は当社が製造し日本フォームサービス株式会社が販売いたします。
製品については日本フォームサービス株式会社のページをご覧ください。
https://www.forvice.co.jp/item/environment/22446.html
なお製品に関するお問い合わせは上記のリンクにあるお問い合わせよりお願いいたします。
製品名:イーチャージタップ®100 e-charge TAP 100
型番:FSCT-LM1-M/ FSCT-LM1-S
価格納期等は日本フォームサービス株式会社へお問い合わせください。