8GB、32GB、137GBなど、ハードディスクの認識できる容量に制限のあるパソコンの場合

項目番号:SAT0028


該当製品 :SATA-TR150APS、SATA-TR150TW、SATA-TR150BMS
SATA-TR150VH、SATA-TR2535

詳細:

旧型のパソコンの場合、機種により8GB、32GB、137GB以上のハードディスク(BigDriveなど)を認識できない場合があります。
これはパソコン側の制限であり、SATA-TR150シリーズに起因するものではありません。

認識できない場合は以下の症状になります。

  • 電源を入れてもパソコンが起動しない。
  • 電源を入れた後、エラーが発生したというメッセージが表示される。
  • 起動はするが、ハードディスクを認識していない。
  • 認識をしているが、容量が小さく認識されている。(例:500GBのHDDを137GBと認識)

SATA-TRシリーズは、IDE(PATA)規格の信号とSATA規格の信号を変換するものであり、パソコン仕様上の制限により認識できないものが認識できるようになるものではありません。

つまり、160GBのIDEのハードディスクを認識できるパソコンでは、160GBのSATAのハードディスク+SATA-TR150シリーズを正常に認識することができます。
逆に160GBのIDEのハードディスクを認識できないパソコンでは160GBのSATAのハードディスクは正常に認識されません。

また、WindowsなどのOSの制限にも左右されますのでご注意ください。137GB以上をサポートしているWindowsはWindows2000(SP4)、XP(SP1)移行のバージョンです。
Windows98等で使用されると重大なデータ破損が起きますのでご注意ください。
その他のOSにつきましてはOSまたはパソコンメーカーにお問い合わせください。

 

対処方法:

パソコン側の問題であり、対処する方法はありません。

補足情報として、パソコンまたはハードディスク側で取れる対処方法を簡単に紹介いたします。

但し、下記の内容は本製品と無関係であり、一切の責任を負いかね、また、問い合わせに応じることもできかねますので、詳細については各製品の販売先にお問い合わせください。

補足情報 対処するには2つの方向があります。方向1:ハードディスクの設定を変更して、パソコンが認識できるサイズに小さくする。方向2:特殊なソフトウェアをインストールして、認識できるようにする。 方向1ハードディスクメーカー(全てではありません)が提供している設定変更ソフトウェアを使用して、ハードディスクの容量を引き下げます。例えば、500GBのハードディスクを、8GB以上を認識できないパソコンで使用する場合、500GBのハードディスクを8GBのハードディスクとして設定し、パソコンで認識させます。 当然使用できる容量は8GBであり、残りの492GBを使用することはできません。ソフトウェアにつきましては各ハードディスクメーカーのWebサイトを参照またはおハードディスクメーカーに問い合わせください。(通常Windows用しか用意されていません) 例として、「Hitachi」ダウンロードページ(「FeatureTool」)http://www.hitachigst.com/hdd/support/download.htm 設定するには当該ハードディスクを認識できなければなりませんので、認識できないパソコンで設定することはできません。 設定するには認識できるパソコンにハードディスクを接続する必要があります。 方向2特殊なソフトウェアを用いて、ハードディスクのブートセクタに細工を施し、パソコンの仕様以上の容量を認識させることができます。この場合、8.4GBまでしか認識できないパソコンでも500GBを使用することができます。(但し、OSの制限は変更できません)詳細はハードディスクメーカーやソフトウェアメーカーにお問い合わせください。当社ではご紹介しておりませんので、お問い合わせはご遠慮ください。