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複数のOSを使用しているパソコンで、ハードディスクまたはパーティションの追加・削除後、OSが起動しなくなった。

項目番号:SHD0004


該当製品 : SHDシリーズ、UltraC:UltimateC:
該当OS : WindowsNT、2000、XP

詳細:

WindowsNTや2000、XPのいずれかを含む複数のOSがインストールされたパソコンで、ハードディスクやパーティションの追加や削除の後以下のようなメッセージが表示されて起動できなくなった。


コンピュータ ディスク ハードウェア構成の問題のため、Windows を起動できませんでした。選択されたブート ディスクを読み取れませんでした。ブート パスとディスク ハードウェアを確認してください。ハードウェア ディスク構成については Windows のマニュアルを、追加情報についてはハードウェアのマニュアルを確認してください。 

 

対処方法:

WindowsNTや2000、XPのいずれかを含む複数のOSがインストールされたパソコンで、Windowsの標準機能である起動メニューを用いて、複数のOSを起動している場合、各OSの起動はハードディスク上にある設定ファイル(boot.ini)の記述に従って起動されます。
このファイルには、各OSが何番目のハードディスク上の何番目のパーティションから起動されるかが記述されており、Windowsのインストールされているパーティションの位置がこの記述と異なってしまった場合、上記のメッセージが表示されてOSが起動できなくなります。

例えば、プライマリマスターのハードディスクにWindowsMe、セカンダリマスターのハードディスクにWindowsXPがインストールされたパソコンに、ハードディスクを増設した場合に、新しいハードディスクをプライマリのスレーブに増設すると、WindowsXPのインストールされたハードディスクは、二番目のハードディスクだったものが三番目のハードディスクに変わってしまいます。

また、一台のハードディスク上の最初のパーティションにWindowsMeがインストールされていて、三番目のパーティションにWindowsXPがインストールされていた場合に、二番のパーティションを削除した場合、WindowsXPのインストールされていたパーティションは二番目のパーティションとなって、boot.iniの記述と異なってしまいます。

前者の場合、新しいハードディスクをセカンダリのスレーブに接続することで起動するようになり、後者の場合は、二つのパーティションの間にもう一度一つのパーティションを作成することで、起動するようになります。

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