WindowsフォーマットのUSBまたはFirewireのハードディスクをMacで使いたい。
MacフォーマットのUSBまたはFirewireのハードディスクをWindowsで使いたい。

項目番号:USB0004

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該当製品 : USB、Firewire機器全般

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詳細:

WindowsフォーマットのUSBまたはFirewireのハードディスクをMacで使使う方法と、MacフォーマットのUSBまたはFirewireのハードディスクをWindowsで使う方法を説明します。

対処方法:

●WindowsフォーマットのUSBまたはFirewireのハードディスクをMacで使いたい。

1. Windows と Mac で共有する場合
   
   MacintoshはMacOSに標準で組み込まれているFile Exchange（またはPC Exchange）を使って、WindowsフォーマットのUSBハードディスクやFirewireハードディスクを読み書きすることができます。
   WindowsとMacで共有する場合は、そのままWindowsのフォーマットでご利用ください。
   
   ただし、WindowsとMacの扱えるファイル名の違いからファイル名等に制限がございますのでご注意ください。
   
   
2. Mac のみで使用する場合
   
   Macフォーマットでフォーマットしなおします。
   フォーマットしなおしたいUSBまたはFirewire接続のハードディスクをMacにつなぎ、これをクリックして選択し、特別メニューの「ディスクの初期化」を選択します。
   フォーマットの形式に「Mac OS 拡張」を選び、「初期化」ボタンをクリックします。
   
   フォーマット形式が「DOS」のみになっていて選択できない場合は、コントロールパネルの「機能拡張マネージャ」で、「File Exchange」File Exchange（または「PC Exchange」） を停止にしてMacOSを再起動してください。
   この後再度、フォーマットしなおしたいUSBまたはFirewire接続のハードディスクをMacにつなぎ、これをクリックして選択し、特別メニューの「ディスクの初期化」を選択します。
   フォーマットの形式に「Mac OS 拡張」を選び、「初期化」ボタンをクリックします。
   初期化が終わったら、再びントロールパネルの「機能拡張マネージャ」で、「File Exchange」File Exchange（または「PC Exchange」） を「使用」にしてMacOSを再起動してください。

●MacフォーマットのUSBまたはFirewireのハードディスクをWindowsで使いたい。

1. Windows と Mac で共有する場合
   
   MacintoshはMacOSに標準で組み込まれているPC Exchangeを使って、WindowsフォーマットのUSBハードディスクやFirewireハードディスクを読み書きすることができます。
   WindowsとMacで共有する場合は、Mac上でWindowsのフォーマット（DOSフォーマット）でフォーマットしなおします。
   
   フォーマットしなおしたいUSBまたはFirewire接続のハードディスクをMacにつなぎ、これをクリックして選択し、特別メニューの「ディスクの初期化」を選択します。
   フォーマットの形式に「DOS」を選び、「初期化」ボタンをクリックします。
   
   ただし、WindowsとMacの扱えるファイル名の違いからファイル名等に制限がございますのでご注意ください。
   
   
2. Windows のみで使用する場合
   
   上記1番の方法で、DOSフォーマットでフォーマットしなおします。
   
   お手元にMacがなく、今後Macで使用しない場合には、Windows上でフォーマットしなおすことは可能です。
   Windows98、MEではFDISKコマンドで、パーティションを作成し、フォーマットを行います。
   Windows2000、XPでは「ディスクの管理」でパーティションの作成とフォーマットを行います。
   
   ただし、この方法でフォーマットしてしまうと、Macに接続したときにエラーが発生してしまいますので、今後Macで使用することができなくなります。
   これは、Macフォーマットの情報が一部分だけ残ってしまうためで、お手元でこれを修復することはできません。（有償の修理が必要となります。）
   この方法でのフォーマットはお勧めしません。
   

Windows（DOS）フォーマットのハードディスクを、WindowsとMaｃ共有する場合の注意事項

Windows（DOS）フォーマットのハードディスクを、WindowsとMaｃ共有する場合、WindowsとMacの扱えるファイル名の違いから以下の制限がございます。

Windows では255 文字までのファイル名をつけることができますが、そのファイルを Macintosh で開くとファイル名が認識できず、ファイル名が文字化けする可能性があります。
Windows で作成したファイルを Macintosh で開く場合、ファイル名は半角で 31 文字以内 にしていただく必要があります。

また Windows ではいくつかの文字がファイル名に使用できません。
円記号 ( \ )、スラッシュ ( / )、アスタリスク ( * )、山かっこ ( < 、 > )、縦棒 ( | ) などの文字を使用しないようにしてください。

「File Exchange」（または「PC Exchange」） の使用方法や機能の詳細につきましては、Macに付属しているマニュアルをご参照ください。