アップデートの前に

BIOSアップデートはUA-HD100Cが安定して動作するパソコン上で行なってください。
UA-HD100CのBIOSが表示されないパソコンや、UA-HD100Cに接続したハードディスクから起動できないパソコン上でアップデートを行なった場合、正常にアップデートできない場合があります。
また、UA-HD100Cが正常に動作するPCで実行する場合でも、UA-HD100Cと他のデバイスが同じIRQを共有していたり、他のPCIカードが取り付けてあると正常にアップデートできない場合があります。
パソコンの動作に最低限必要なカード以外は取り外してからアップデートを行なってください。
アップデートが正常に行なわれなかった場合、UA-HD100Cがまったく動作しなくなってしまう場合があります。
この場合、再び正常に動作させるためには修理（有償）を行なう必要がございますので充分にご注意ください。

書き換えの前にUA-HD100Cのリビジョンをご確認ください。
違うリビジョン用のBIOSに書き換えることはできません。
BIOSのバージョンが1.ｘの場合はUA-HD100Crev.1.0、BIOSのバージョンが2.ｘの場合はUA-HD100Cのリビジョンがrev.1.1です。

UA-HD100C Rev1.0の場合　

1　新しいFD（フロッピーディスク）を用意します。

2　DOS起動フロッピーを作成します。
 作成方法は以下のリンクをご参照ください。
　DOS起動フロッピーの作成方法

3　次のファイルをすべてダウンロードして上記のフロッピーディスクににコピーしてください。

10ua101a.bin（BIOSバージョン1.0.1a）

10ua102a.bin（BIOSバージョン1.0.2A）

load.exe（BIOS書き換えプログラム）

4　Windowsを終了して、パソコンの電源を切ります。

5　作成したアップデートディスクをFDドライブに入れ、電源を入れます。
　　その際、FDからシステムが起動しないようにパソコンBIOSを設定している場合は、FDからシステムが起動するようにパソコンBIOSを変更してください。
　　一般にはFDから起動するようになっています。

6　FDからシステムの起動が始まり、

     ａ：＼＞

  の表示になったら、キーボードから以下のように入力し、Enterキーを押します。

  load 10ua102a.bin

 （上記は1.0.2Aに書き換える場合です。BIOSバージョン1.0.1aに書き換える場合には、load  ua101a.binと入力します。
loadの後にはスペース（空白）が一つ入ります。）

7  UA-HD100 Rev.1.0 BIOSのアップデートが起動します。

8　次の画面が表示されますので、「1」を押して、Enterキーを押します。

　　　
-------------------------------------
Load Utility for Flash EPROM v1.13
-------------------------------------

Flash EPROM devices selection
[1] W29C011A 
[2] SST39SF010
[3] AT29LV010/512 
[4] AT29C010/512 
[5] W29EE011-15

please input your selection?
　

9　下記のように表示されます。
  「Passed」と表示されなかった場合は、失敗です。
 失敗した場合は絶対に電源を切らないでください。
 失敗したまま、電源を切るとUA-HD100Cは、修理を行なわないと正常に動作しなくなります。
 電源を切らずに、もう一度6番からの手順を繰り返してください。

　　 Selection >>> W29C011A
=====================================
Timer Count:: 9999
Checksum :: xx
Vendor ID :: 51103
PCI Address:: ｘｘｘｘｘｘｘｘ
=====================================

Flashing ....
Verify ....
Passed !! 

Loading is done.
　　

10　正常に書き換えが終了したらFDを取り出してリセット(Ctrl+Alt+Del)してください。

11  起動時に表示されるBIOSのバージョンが更新されているのを確認します。